リビングレイアウト
リビングレイアウトについて考えたことはありますか。古くからある日本家屋では居間にあたる部分で、家族がくつろぐ共有スペース兼来客接待の場として家の中でも特に気を使うスペースです。カナダ・アメリカといった欧米では玄関を開けるとすぐにリビングが展開されているのが一般的ですが、日本家屋においては靴を脱いで部屋にあがる習慣があるため、広い玄関スペースから扉一枚隔てたところにリビングもしくは居間があるのが特徴です。書店でも「私の部屋づくり」、「プラスワンリビング」といった日本の出版社が発行している雑誌から、「モダンリビング」、「ELLE・DECO」、「COUNTRY LIVING」といったフランスやアメリカの出版社が発行している雑誌まで、様々なリビング雑誌が並んでいます。リビングのレイアウトに悩んだら、これらの雑誌を参考にしてみるのもよいでしょう。モダンなのからアメリカンカントリー、ナチュラルカントリー、アジアン、和風など、現代の日本におけるリビングは居住する人のセンスや好みによって様々な形があるようです。リビングをどんな雰囲気にしたいかで、必然的にリビングのレイアウトや壁紙、家具も変わってくることでしょう。
ダイニングリビングのレイアウト
リビングのレイアウトを最初に考えるのは家を新築もしくはリフォームしたときでしょう。最近ではリビングダイニング(LD)と呼ばれる食卓と居間を兼用することによって家の中でもリビングレイアウトにおいてスペースを広くとる設計が主流となりました。戦後以来の日本文化の欧米化が従来の日本家屋の特徴である狭い居間から広いリビングへの転換となったようです。とはいえ日本の住宅事情を考慮すると、やはりリビングのレイアウトを工夫することが重要です。モデルハウスやモデルルームでは家具の配置を工夫することで部屋を広く見せる手法が多く見られます。ダイニングスペースのダイニングテーブルとチェアは近年流行の対面キッチンのカウンター部分に密着させている例が多いです。リビングスペースのソファやテレビ台、食器棚などは壁側を背にして密着させることによって部屋の中央部を広く取ることが可能になります。さらに部屋全体を広く感じさせるには、目線より高くなる家具を置かないことがポイントです。
リビングのレイアウトでくつろぎ
リビングのレイアウトを考える上で忘れてはならないのは掃除がしやすい環境作りです。新築住宅においては定番となったフローリングは掃除がしやすい、畳のように定期的な張替えや表替えを必要としないというメリットがあります。しかしその反面、掃除が行き届かなければ埃が目立つ、定期的にワックス掛けをしなければ光沢を失ってくすんで見えるといった面もあります。畳のように痛んだとしても簡単に張替えがきかないことも重要なポイントです。このためフローリングを保護するために絨毯やラグを敷くといった方法もあります。住宅建築の際にあらかじめフロアコーティングをするといった方法もあるでしょう。リビングを掃除する際には掃除機やフロアモップを使用するのが一般的ですが、ソファの下などの埃が溜まりやすい部分も簡単に掃除ができるように、動かしやすい場所にソファを配置するとよいでしょう。窓側にあまり大きな家具を置かないようにすると窓掃除も大仕事になりません。
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